石の上にも四年日記

吉田 和史

2009年09月15日 09:23



来間島から海を望む青年。


東京のアナウンス学校の後輩が

宮古島に遊びに来てくれました。


後輩の中でも特に思い入れのある彼。

出会った時は、ヨシダ29歳、彼は大学1年生の19歳でした。




年は違えど、「アナウンサーになりたい」という気持ちは一緒。

10歳も年の違う人間が、同じ授業をとり、見えない夢を追っていました。




学校では、僕の方が少し先輩だったため、学校のルールや

アナウンサー受験の内容とか、わかる範囲内で、

いろいろと教えていましたが、

彼と出会って3ヶ月ぐらいで、僕は宮古島に渡ることになりました。



まだまだ学校に馴染んでいなかった彼。

じっくり話すことができたのは僕ぐらいだったので、

本当に気がかりでした。

自分もそうだったように、仲間と切磋琢磨し、一緒に頑張って

欲しいなぁ・・・と願いながら宮古島へ渡りました。




しかし、その後、彼は自分自身でしっかりと

自分の道を切り拓いていました。

学校にも馴染み、1年生だった彼も3年生になり、

いよいよアナウンサー受験。



面接でうまくいったり、いかなかったり、

悩みながらも、全国行脚して

4年生になったある日、

ついに、ご縁のある放送局と出会いました。


そして、

「アナウンサー内定いただけたら、

必ず宮古島へ行きます!!」との約束どおり、


宮古島での再会となったわけです。



石の上にも四年。

本当に、うれしい、うれしい再会となりました。

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