岸川さんの講演会日記

吉田 和史

2012年09月10日 12:05

先日、久しぶりに講演会に行ってきました。

「高校生レストラン」の仕掛け人、岸川政之さんの講演会です。


高校生が仕入れから調理・接客・経理まで行うレストランが、

三重県の多気町にあります。町職員である岸川さんが、

相可(おうか)高校食物調理科の高校生達に惚れ込み、

高校生によるレストランをオープンさせました。

今では町おこしにも一役も二役もかっている

大繁盛のお店になっているということです。

キー局でドラマ化もされ、その際に伊藤英明さんが

演じた役のモデルとされるのがこの岸川さんです。




(岸川さんと役場の後輩・吉田さん)


岸川さんの講演会は、非常にわかりやすく、

そしてやさしい語り口のため、すっかり聞き入ってしましました。

レストランのオープンには、本当に多くの調整事項や困難が

あったと思いますが、そういった話しだけでなく、

夢をもって行動することの素晴らしさや、あきらめないその姿が、

話しを聞いていて勉強になりました。



私は愛知県出身なので、東海三県(愛知・岐阜・三重)の

土地柄や交通事情、そして感覚として都心から

どの程度離れているかはだいたい想像ができます。

このレストランには、そういったいいわけのようなハンデを

超える「情熱」というものを感じました。

その状況下での「できる」「できない」じゃないんですね、

岸川さんは、レストラン開業までに、

先生や生徒、地域の人達とたくさん「夢」を語ったといいます。

正直いうと、講演会までは「高校生レストラン」の存在すらも

知らない私でしたが、今回の縁で非常に勉強させていただきました。

岸川さん、ありがとうございます。


そして、機会を見つけて、こういった講演会に

参加することはいいことだと改めて感じました。


そして、今度実家の愛知に帰った際には、

是非このレストランを訪れてみたいものです。

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