2009年11月29日
友人日記
今日は、思い出話を少ししたいと思います。
長くなりますが、よろしければお付き合いください。
本日、10年来の友人の結婚式が
東京・目黒雅叙園に行われ、友人ともに出席してきました。

僕は遅い夏休みということですが、一年前から
結婚式の日どりを聞いていて、その時から
夏休みはこの日にあわせようと決めていました。
そのくらい、僕にとって大切な友人です。

時は1996年、
巷では「アムラー」「たまごっち」が大ブーム。
僕にとっては生涯忘れることのない
人生の原点となる年でした。
その年、僕は愛知の田舎から上京し、
右も左もわからない大都会で、
二人の素晴らしい人間に出会いました。
一人は、僕と同じく
兵庫の田舎から上京したばかりの今回の新郎、
そして、もう一人は、当時流行っていた
「東京ストリートニュース!」という雑誌から
そのまま出てきたような、東京育ちの彼でした。
兵庫・東京・愛知育ちの3人が埼玉の予備校で
出会うという摩訶不思議。
しかも、性格も違うし(天然・自由人・まじめ)
生活も違う(予備校寮・実家・新聞奨学生)3人で、
僕にいたっては、朝夕の新聞配達と集金業務を
しながらの受験勉強だったので、本当に時間が
ありませんでした。
そんな限られた時間の中でも、共に励ましあう友人が
でき、一年間過ごしました。
タイプが違うからでしょうか、僕は予備校の頃から、
二人の事を友人としてだけでなく、なんとなく
「自分にはもっていないものをもっている」人間として
尊敬していました。
そして長く、大変な、予備校時代が過ぎて、
それぞれの道へ進み、
それからは、付かず離れず、連絡を取り合い
友情をあたためていました。
時が流れて2009年。
埼玉で出会った三人は、
現在、福島・東京・宮古島と、
それぞれがご縁のあった土地で、
お互い頑張っています。
三人で一緒に過ごした時間というのは、
振り返ると、たった一年。
今日、友人代表のスピーチ(僕がしました!)でも
話したのですが、実際、大学時代の友人や同僚の皆さん
のほうが、新郎と過ごした時間は長いでしょう。
しかし、高校生でもない、大学生でもない
社会的地位も名誉も、そしてお金もないけど
夢はわずかにある!
そんな飾るもののなにもない18・19歳の
「どん底」の時代に出会った人間だからこそ、
僕にとって、ゆるぎない大切な友人なのだと思います。
今日の結婚式で、予備校時代からその後も、
新郎はとても素晴らしい仲間や先輩・後輩に
恵まれて、立派に人生を歩んでいるんだなと
感じ、勝手ながら感無量でした。
きっとそれは、彼の優しくて誠実な人柄に
よるものでしょう。しっかりものの
奥さんをもらい、これでもう安心です。
大樹・美雪さん、本当におめでとう。
そしてこれからもよろしく。

(新郎・新婦と僕の大切な友人と)
長くなりますが、よろしければお付き合いください。
本日、10年来の友人の結婚式が
東京・目黒雅叙園に行われ、友人ともに出席してきました。

僕は遅い夏休みということですが、一年前から
結婚式の日どりを聞いていて、その時から
夏休みはこの日にあわせようと決めていました。
そのくらい、僕にとって大切な友人です。

時は1996年、
巷では「アムラー」「たまごっち」が大ブーム。
僕にとっては生涯忘れることのない
人生の原点となる年でした。
その年、僕は愛知の田舎から上京し、
右も左もわからない大都会で、
二人の素晴らしい人間に出会いました。
一人は、僕と同じく
兵庫の田舎から上京したばかりの今回の新郎、
そして、もう一人は、当時流行っていた
「東京ストリートニュース!」という雑誌から
そのまま出てきたような、東京育ちの彼でした。
兵庫・東京・愛知育ちの3人が埼玉の予備校で
出会うという摩訶不思議。
しかも、性格も違うし(天然・自由人・まじめ)
生活も違う(予備校寮・実家・新聞奨学生)3人で、
僕にいたっては、朝夕の新聞配達と集金業務を
しながらの受験勉強だったので、本当に時間が
ありませんでした。
そんな限られた時間の中でも、共に励ましあう友人が
でき、一年間過ごしました。
タイプが違うからでしょうか、僕は予備校の頃から、
二人の事を友人としてだけでなく、なんとなく
「自分にはもっていないものをもっている」人間として
尊敬していました。
そして長く、大変な、予備校時代が過ぎて、
それぞれの道へ進み、
それからは、付かず離れず、連絡を取り合い
友情をあたためていました。
時が流れて2009年。
埼玉で出会った三人は、
現在、福島・東京・宮古島と、
それぞれがご縁のあった土地で、
お互い頑張っています。
三人で一緒に過ごした時間というのは、
振り返ると、たった一年。
今日、友人代表のスピーチ(僕がしました!)でも
話したのですが、実際、大学時代の友人や同僚の皆さん
のほうが、新郎と過ごした時間は長いでしょう。
しかし、高校生でもない、大学生でもない
社会的地位も名誉も、そしてお金もないけど
夢はわずかにある!
そんな飾るもののなにもない18・19歳の
「どん底」の時代に出会った人間だからこそ、
僕にとって、ゆるぎない大切な友人なのだと思います。
今日の結婚式で、予備校時代からその後も、
新郎はとても素晴らしい仲間や先輩・後輩に
恵まれて、立派に人生を歩んでいるんだなと
感じ、勝手ながら感無量でした。
きっとそれは、彼の優しくて誠実な人柄に
よるものでしょう。しっかりものの
奥さんをもらい、これでもう安心です。
大樹・美雪さん、本当におめでとう。
そしてこれからもよろしく。

(新郎・新婦と僕の大切な友人と)
Posted by 吉田 和史 at 01:57│Comments(2)
│日々のこと
この記事へのコメント
とても素敵な内容で、何度も読み直してしまいました。
一緒に過ごした時間は、少ないけれどいかにその時をどう過ごしたかですよね。
人との出会いってホントに不思議なものです。
産まれた所も、育ったところも違い、それがいつどこかで出会うかわからない。
ひょんなところからうまれた出会いが、今でも続きなかなか会えず離れていても、何かの機会に会えると本当に嬉しいものですよね。
なんだか、とても素敵な気持ちにさせられました。
ありがとうございます!
一緒に過ごした時間は、少ないけれどいかにその時をどう過ごしたかですよね。
人との出会いってホントに不思議なものです。
産まれた所も、育ったところも違い、それがいつどこかで出会うかわからない。
ひょんなところからうまれた出会いが、今でも続きなかなか会えず離れていても、何かの機会に会えると本当に嬉しいものですよね。
なんだか、とても素敵な気持ちにさせられました。
ありがとうございます!
Posted by インド姉 at 2009年11月30日 22:24
>インド姉さん
そうなんです。時間じゃないんですよね!
何年も会っていない時間があっても、
決して忘れることのなく、再会すればすぐに
前回からの続きになることができる素敵な仲間です。
出会いとは素晴らしい、生きていくということは
素晴らしいと感じる一日でした。
そうなんです。時間じゃないんですよね!
何年も会っていない時間があっても、
決して忘れることのなく、再会すればすぐに
前回からの続きになることができる素敵な仲間です。
出会いとは素晴らしい、生きていくということは
素晴らしいと感じる一日でした。
Posted by 吉田 和史
at 2009年12月01日 02:30

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