大会レポート⑦日記
大会レポート、本当に一年がかりになってしまいました。
前回書いたのが昨年の9月、
日常に忙しさに追われるにもほどがありますね。
ゴメンナサイ。
いよいよ第27回全日本トライアスロン宮古島大会まで
あと7日。なんとか今年出場の選手に参考にしてもらえるよう、
大会レポート書き上げます。
大会レポート⑦ ~バイク中盤~
苦手のバイクを漕ぎ出して、5キロの地点で工具箱を
落としてしまったヨシダ。
取りに行くものの動揺は隠し切れません。
なんとか、気を取り直して漕ぎ始めると、
朝も早いのに沿道にはたくさんの応援。
三線メンバーや、仲の良い高校生など、
たくさんの方が声をかけてくださいました。
本当にありがたいです。
しかし、トライアスロンに出てわかったこと、それは、
「
バイク選手の方が、応援している人の顔がわかる」
バイクは一般選手でも時速25キロ~30キロ、
一般でも早い選手はもっと高速です。
そして、ヘルメットにサングラス。
はっきりいって、応援している人は誰が誰だかわかりません。
レースナンバーも、背中とヘルメットについているので、
圧倒的に、選手が通過してからレースナンバーを見て
気づくのです。
だから、僕も背中越しに応援されることが多くありました。
途中からそれに気づき、折角なら正面を見て応援してもらいたい・・・
そして、
ヘロヘロの僕に元気をください・・・
と思い、なるべく、知っている人を見かけたら、僕のほうから
「ヨシダでーす!!」と声をかけるようにしました。
応援している人も、やっぱりお目当ての選手をなんとか
見つけたいでしょうからね。
おかげで、たくさんの方に応援していただきました。
さて、少し書き出すとたくさんのエピソードが
思い出されてきますね。
前半は池間島一周してから、島尻、一周道路に出るあたりまでが
とにかく風が強かったですね。まだまだ前半なのに
本当に辛かったし、このまま
155キロ持つのだろうか・・・と
心配になりました。
しかし、池間大橋は高い部分と低い部分があって、見晴らしがよく、
選手がどのくらいのスピードで漕いでいるかがわかるのです。
池間大橋では、選手みんなが、明らかにスピードが
落ちているのがわかりました。
あせらなくてもいいんだと、冷静に思ったのを思い出されます。
全体として、時速25キロでいけば6時間ちょっとで
バイクはフィニッシュできる、そしてバイク6時間なら、
完走には十分ということがわかっていたので、
とにかく
取り乱さず、黙々と漕いでいました。
意外とこれが一番大事かもしれません。
なにしろバイクは長い、そして155キロなんて、
練習で漕いでいませんから、本番ぶっつけ。
いかにつぶれないかが勝負のような気がします。
また、トライアスロンスクールの補給食講座で学んだ通り、
最初の池間島までの間に、ひたすら補給食をとりました。
しかも、食べにくい固形のものからです。
僕はちなみに、小さな大福を7個ぐらい食べました。
案の定、そのあとは、バイク・ランともに、まったく
固形の食べ物は体に受け付けなかったので、
この作戦は、本当に大成功だったと思います。
補給食、本当に大事です。
つづく。
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